テーブルを選ぶまでの経緯

テーブルのタイプについて

テーブルには用途に応じてさまざまな種類があります。 例えばソファが無い場合にはローテーブルも視野に入れるなど、 使うシチュエーションに応じて選び方も変わってきます。

ダイニングテーブル
これは1人暮らしでは買う人は少ないでしょう。少なくとも1DK以上のレイアウトが必要ですよね。
コーヒーテーブル
名前の通り、ちょっとコーヒーを飲んだり、軽食を取ったりするためのテーブルでそんなにサイズは大きくなく、 高さも40cm前後のものが多いでしょう。
センターテーブル
ソファの前などに置いたりするテーブルです。 個人的な印象だとコーヒーテーブルとセンターテーブルはほとんど同じイメージでしょうか。
ローテーブル
かなり低いテーブルです。一般的には30cm未満のものを言うでしょうか。 一般的な38cm前後の座面高さを持つソファの前に置くテーブルとしてはマッチしないでしょう。 ちゃぶ台や和風っぽいテイストが出るテーブルです。
サイドテーブル
これはソファの横などにちょうど良い高さを持つ小さめのテーブルです。コーヒーなどをちょっと置いたりする時に使われるものです。
ナイトテーブル
ベッドの側に置くテーブルです。ライトを置いたり、眼鏡や小物を置いたりします。

木製とガラス製どちらが良いか?

まずテーブルを買う時には、木製とガラス製悩むでしょう。 白、黒、赤を基調としたシンプルモダンなインテリアを目指すならガラステーブルでしょうけど、 カフェっぽいインテリアだとやはり木製がオーソドックスな路線でしょうか。

まず木製テーブルのメリットは、やはり木という自然な素材感が持つ暖かみと重厚感でしょうか。 デメリットは掃除がやや大変な事。水分とか染みこみそうってイメージがありますよね。 コップを置くときにはコースターを置くなどします。 とはいえコースターってカフェっぽい感じでいいですよね。

ガラステーブルのメリットはまず透明であるため床が見えて、部屋を広く見せる事ができる事。 また、オシャレです。反面、ホコリが付きやすく目立ちますが、 掃除も水分を含んだタオルで拭き取っても跡が残るので、やや大変かもしれません。 また、相当重たいので運ぶのが大変な上、 引っ越しの時にはガラステーブルは料金上乗せされてしまいます。 細かい擦り傷なようなものが光に反射して見えてしまいますね。 メンテナンスはガラスの方が大変かもしれません。

テーブルの高さは用途に応じて慎重に

テーブルの高さは慎重に選んだ方がいいと思います。 今はソファはないけど、将来買うかもしれないな… でもテーブルは欲しいなという方には、 34cm〜38cmの高さのテーブルがオススメです。 私はソファを買うまでは高さ34cmの折りたたみテーブルを買って、 今は、ソファテーブル(センターテーブル)として38cmのテーブルを買ってます。

ソファを置き、ソファの前にもテーブルを置く場合には、だいたいソファの座面の高さ ±4cm以内くらいがベストでしょう。 ちょっとお行儀悪いですが、足をテーブルに投げ出す事もできます。 また、座ってテーブルで食事などをするなら30cm〜34cm程度がオススメです。 38cmくらいだとあぐらをかいた状態だと少し高めに感じてしまいます。正座だと全然OKだと思いますけどね。

テーブルサイズと座れる人数

テーブルの大きさと座れる人数の関係なのですが、友人を呼ぶ場合には気になります。 だいたい90cm四方の座卓だと4人、100cm×50cmだと、4人。 120cm×60cmだと4人(頑張ればサイドで+2人)でしょうか。 80cm×40cmだとちょっと中途半端なサイズで2人用でしょうか。 鍋とかやる場合にはもう少し余裕が欲しい所です。 伸縮式のテーブルというのもいいかもしれませんね。 例えば4人で鍋をやるなら90cm×90cmか、120cm×75cm程度(高さ34cm程度)くらいのテーブルが欲しい所です。

カフェっぽいテーブル

特に意味はありませんが、 今のテーブルを買うまでで迷ったテーブル達を紹介します。 ちなみに私はソファを想定していたのでテーブルの高さは40cmのものを候補にいくつか選んでました。 色はダークブラウン系ばっかりですみませんが…(苦笑)

イサム・ノグチ テーブル / 126cm×92cm (H:40cm) [ designshop ]

独特なデザインが特徴です。 イサムノグチのテーブルにはレプリカ(中国製)が数多く存在します。 詳しくは次でレプリカによる特性の違いを詳細にメモしておきました。 写真のは本物のアメリカ・ハーマンミラー社製です。イサムノグチが専属デザイナーであった事から価格も高いです。

アトランタ105 / 105cm×60cm (H:40cm) [ ゆるテリア ]

天板はすりガラスっぽく見えますが、透明なガラスです。

アベイDB / 105cm×55cm (H:40cm) [ アイルインテリアエクセル ]

木製とガラスがうまくマッチしてます。値引きが大きいのが魅力的で最後まで候補にしてました。 通販で販売しているのはここ一カ所のみのようです。カフェインテリアにぴったりなイメージですね。 2017年10月21日現在では在庫切れのようです。

イサム・ノグチのガラステーブル

先述したイサム・ノグチのテーブルですが、レプリカが複数存在します。 これは偽物ではなくて、意匠権という権利が失われる事によって誰でもデザインを模倣する事ができたからです。 復刻版と呼ぶのがふさわしいかと思います。 任天堂の十字コントローラもその一種です。 今ではパソコンのゲームコントローラーでファミコンを模倣したものが売られていますよね。あれと同じです。 そのため、正規品という概念はありませんが、 ここでは文章を分かりやすくするために、イサムノグチが専属デザイナーとして勤めていたハーマンミラー社製のものを規格品と呼ぶ事にします。 通販サイトで「イサムノグチ テーブル」と検索をかけると値段の幅も1万円台から20万円台まで実に幅広い事が分かります。

値段によるイサム・ノグチのテーブルの質の違いについて、私個人が通販サイトを巡っていて気づいた点です。 あまりネットで調べても詳しく書かれていなかったのでメモしておきますね。

1万円〜3万円台未満のもの
紫外線接着
規格品のテーブルサイズは126cm×92cmです。 しかし、この価格帯のものは寸法を見れば分かりますが若干小さめです。 また、テーブルの足とガラス天板部分を良く見ると、 規格品は足の上にそのままガラス天板が乗っている感じですが、 右のように紫外線接着と呼ばれる手法で金属と接着されています。 天板の厚さも規格品は19mmですが、8mm〜10mm程度です。 特にこだわらない人で形が気に入った人には朗報でしょう。
3万円台〜7万円台のもの
この価格帯になると上記の安い価格帯に比べて規格品と酷似した作りになっています。 サイズも同じですが、場合によっては天板のサイズが12mmであったりするのでそこは良く確認しましょう。 ちなみに強化ガラス天板は強度面では10mmもあれば十分ですが… お買い得感はあるでしょう。 6〜7万円台のものだいたいアッシュ材や無垢材などをそのまま使用していると思います。 足がホンモノの木か、塗装か、その辺も見てみるとよいかもです。
10万円台
10万円台のものはレザーフォーム社製(イタリア)のものが多いでしょう。 ナゼか8万円台・9万円台はあまり見かけないような気がします。 レザーフォーム社製のものは独特な丸みのある三角形ではなく、 シャープな三角形なガラス天板が特徴です。
20万円台
この価格帯はほぼ間違い無くハーマンミラー社製です。 さすがにイサムノグチが専属デザイナーとして勤めていた会社なため、 制作技術やデザインも精巧がゆえでしょうか。ガラス天板に会社の銘柄が掘られています。 正直、高いですが、お金持ちな方は信頼のあるこのテーブルが一番イイと思います。 当然ながら値下げもほとんどありません(あっても18万円台とか)。 hhstyleなどで購入可能です。

イサムノグチのテーブルデザインはカッコイイけど、 個人的に購入するなら3万円台〜7万円台のものが私を含め庶民にはちょうど良いかと(笑)

私が購入したテーブル

結局なんだかんだで最終的に購入したテーブルはa.flatのグラスローテーブルです。 ローテーブルとありますが、高さは38cmあります。テーブルの横幅は80cm/105cm/120cmの3種類から選べ、私が購入したのは右写真の105cmサイズのものです。このテーブルは木製で、ガラスの部分もあるため、 実は最初からこれがイイなぁと思っていました。

実はテーブルは予算3万円くらいで取りあえず探していたので、かなりの予算オーバーだったんです。 しかし、色々テーブルをチェックして、やっぱりこのテーブルしかないと思って、購入しました。 引きつけるダークブラウンと天然木の重厚感、ガラスのオシャレさも持っているため、結果的に購入して大正解でした。 テーブルの引き出しも役に立つし、ガラスの部分にはリモコンなどを収納しています。少し小さめの80cmのものもラインアップされていますのでいかがでしょうか?

ラグのサイズとテーブルのサイズを見比べて気にするのであれば、 ラグの横幅の半分程度がちょうどいいような気がします。 実際に、我が家のラグは140cm×200cmです。 左上のa.flatのグラスローテーブルは105cm×55cmでちょうどイイ感じ。 もう一脚、タモ材・折りたたみテーブル(120cm×75cm)を持っていますが、これをラグの上に置くとちょっと不自然というか大きすぎるような気がします。 しかし、これは木製のテーブルの場合であって、ガラスのテーブルの場合は透けているため、不自然さはなくなるかもしれません。

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