スタイルシートの技

背景画像をスクロールしても固定させたままにする

通常は、画面をスクロールするとそれと連動して背景画像も動くのですが、 サイトによっては、画面をスクロールしても背景画像が動かない場合があります。 この手法を紹介します。ただ描画に対するメモリ消費が大きいと思うので、 多様はあまりしない方が良いと個人的に考えています。

これは実際に大きな背景画像を用意しないと確認しづらいと思うので、 以下の壁紙をウェブサイトの背景にして、スクロールしても連動して背景画像が動かないようにしましょう。

wallpaper.gif
背景画像サンプル
<html>
<head>
   <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
   <meta http-equiv="content-style-type" content="text/css">
   <title></title>
   <style type="text/css">
      body
      {
         background-image: url('wallpaper.jpg');
         background-attachment: fixed;
         color: #ffffff;
      }
   </style>
</head>
<body>
   <h1>壁紙の指定</h1>
   <p>画面がスクロールしても背景画像を固定するためには、
   background-attachment属性を使い、fixedを指定します。</p>
</body>
</html>
"background-attachment: fixed;"を指定しない場合

みなとみらい地区は、横浜都心部の再生をめざしたウォーターフロント都市再開発によって建設されている街である。 1980年代までは、当地には三菱重工横浜造船所、国鉄高島線の高島ヤード(操車場)・東横浜駅(貨物駅)・高島埠頭がこの地にあった。

この地域は横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町という横浜のふたつの都心部に挟まれた位置であるため、 この地域を都市再開発することで横浜都心部を一体化して再生しようという目論見のもと、 横浜市の「都心部強化事業」として、就業人口19万人・居住人口1万人を目標として再開発が行われている。 これは、昼間人口や就業人口を増やすことで「東京のベッドタウン化」を改善し、 地域社会や地域経済の活性化を目的とした施策である。 すなわち今日の東京一極集中から首都圏内展都という時代移行の中で、企業本社等の他都市からの誘致促進や、 企業集積の波及として起こる新規起業の支援を目指している。

みなとみらい地区の中核には、高さ296mの日本一高いビルの横浜ランドマークタワーがある。 ランドマークタワー横の「ドックヤードガーデン」は、造船所で実際にドックとして使われていたもので、 1997年(平成9年)12月に国の重要文化財に指定されている。

Wikipediaより引用
"background-attachment: fixed;"を指定した場合

みなとみらい地区は、横浜都心部の再生をめざしたウォーターフロント都市再開発によって建設されている街である。 1980年代までは、当地には三菱重工横浜造船所、国鉄高島線の高島ヤード(操車場)・東横浜駅(貨物駅)・高島埠頭がこの地にあった。

この地域は横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町という横浜のふたつの都心部に挟まれた位置であるため、 この地域を都市再開発することで横浜都心部を一体化して再生しようという目論見のもと、 横浜市の「都心部強化事業」として、就業人口19万人・居住人口1万人を目標として再開発が行われている。 これは、昼間人口や就業人口を増やすことで「東京のベッドタウン化」を改善し、 地域社会や地域経済の活性化を目的とした施策である。 すなわち今日の東京一極集中から首都圏内展都という時代移行の中で、企業本社等の他都市からの誘致促進や、 企業集積の波及として起こる新規起業の支援を目指している。

みなとみらい地区の中核には、高さ296mの日本一高いビルの横浜ランドマークタワーがある。 ランドマークタワー横の「ドックヤードガーデン」は、造船所で実際にドックとして使われていたもので、 1997年(平成9年)12月に国の重要文化財に指定されている。

Wikipediaより引用

今回は内部スタイルシートで上記ボックス内で背景画像固定を実現しました。 スクロールさせてみて背景画像が固定されている事を確認して下さい。