よくある質問と答え

ソフトウェア共通

ダウンロードしたファイルが実行できない!?

「圧縮」というのはファイル容量を縮小させるための一種の技術です。 インターネットでは、そのままファイルをダウンロードするよりも、 「圧縮」して配布した方がダウンロードする時間も省けますし、多くのウェブサイトの管理人の方は この方法を用いて素材やソフトウェアなどを配布しております。

では、圧縮ファイルとはどのようなものかと言いますと、拡張子が「.lzh」や「.zip」と言った ようなものです。これらのソフトはダウンロードした後に、各自で復元してあげなくてはなりません。 その復元する作業の事を「解凍」と言います。そして、「解凍」してくれるソフトウェアの事を「解凍ツール」 と言ったりします。

有名な「解凍ツール」としては、以下のものがあります。

LHASA
http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/
LHACA
http://www.au.wakwak.com/~app/Lhaca/

などがあります。いずれも同じような解凍ツールです。これをインストールすると、当サイトでダウンロードしたファイルを復元でき、 実行できるようになります。別にこれは当サイトのソフトウェアに限った事ではなく、インターネットの世界では全般的に利用されていますので、 今のうちにインストールしておきましょう。ただ、当ソフトウェアのいくつかのファイルは自己解凍形式なので、不必要なものもあります。

ツールバーが表示されない...

Windows95にはこういうものはなく、Internet Explorer4.0以降から投入されたツールバーがあります。 これは、「ComCtl32.dll」(コモンコントロール)というDLL(ダイナミックリンクライブラリ)というもの のバージョンが低いためにツールバー表示に対応していないために起きる現象です。 このDLLはその他にも、ツリービューなどの表示なども支配していますので、解決方法と致しましては、

  • Internet Explorer4.0以降をインストールする。
  • 「ComCtl32.dll」の最新バージョンをインストールする(バージョン4.71以降)。

雑誌の付録などにもついています。また、「ComCtl32.dll」は「Windowsが使っています!」 という警告が出る事があるので初心者にはDOSレベルでの操作が必要になる事があり、お勧めできません。 「Internet Explorer」をインストールして再起動した方がてっとり速いでしょう。 それかもうひとつの可能性として、256色になっている可能性があります。 申し訳ありませんが、16ビットカラー対応なのでよろしくお願い致します。

Windows Meでの不都合

「ez-HTML」と「Windows Me」とではどうやら相性が悪い場合があるようです。 同じで、ダイアログボックスが表示されない…というのがありますが、 これは、保存先にあるディレクトリのファイル数が多く、かつメモリ不足に陥っている時に起きる現象が分かりました。 「Windows Me」で動作が確認できない事は非常に遺憾に感じます。 もし、動かなかった場合は、できるだけこちらも対処したいので、 動かなかったものと、どういう動作を行ったかを添えてサポート掲示板などに書いて下さい。

解凍時のエラーで止まる

これは、文字コードの問題で、深く掘り下げて分かる方のみお読みになって下さい。 一般に、現在Windows98などで使われている文字コードは通称MS漢字コード、 またよく言われるのは「Shift-JIS」と呼ばれます。

この文字コードなんですが、 「ソ」「十」「表」「予」などの2バイトコードの下位バイトが「05」でこれは1バイトコードで 「¥」に相当します。つまり、解凍時には1バイトづつ読み込むために、 ここで「¥」つまりディレクトリで「¥」が使われているのでマシンが誤解釈してしまう訳です。

マルチバイトをサポートしている環境に大抵あるので大丈夫かと思いますが、 これも解凍DLLの問題かと思われます。「FlagMania」などでは「旧セーシェル.ICO」の所で止まる事があります。 この次が「旧ソビエト連邦.ICO」であり、「ソ」という文字が入っています。 つまり、PCはこれを「旧・¥」と勘違いしてしまう訳です。 この問題の解決方法としては、普通に最新版をインストールすればOKです。

ez-HTML関連

タグの候補に"nobr", "marquee"とかが出てこない!?

「nobr」や「marquee」と言ったタグは「Internet Explorer」専用のタグです。「ez-HTML」で生成されるHTMLファイルは できるだけどの環境でも閲覧できる優しい設計を目指していますので、これらのブラウザ依存のタグはなるべく推奨しないようにしております。 ですが、「Internet Explorer」用のタグを利用したい場合は、「HTMLの仕様と文法」で「Internet Explorer 4.0」か「Internet Explorer 5.5」を選んで下さい。

入力支援

入力支援を無効化する場合には、メニューの「カスタム」→「HTMLの仕様と文法」→「HTMLの文法設定」において、 『基本設定』タブの「候補設定」で設定して下さい。 要素、属性、属性値において候補を出すかどうか設定する事ができます。

HTML-lintを使った文法チェック時に結果が空欄となってしまいます

"jcode.pm"がインストールされていない可能性が高いと思います。 詳細は、ez-HTMLのページの「Another HTML-lint」による文法チェックをご覧下さい。

「gspicmmn.dllがみつからない」というエラーが出る

「Susie」のプラグインによる起動時のエラーです。基本的に「ez-HTML」は、起動時に「Susie」のあるフォルダと、「ezhtml.exe」があるフォルダに 「*.spi」ファイルがないかを検索しますので、システムフォルダの中にあったりする場合には警告が出る事があります。 また、システムフォルダの中を検索させる事も可能なのですが、起動時の高速化処理のためになるべく避けていますので、 この当りご理解頂ければと思います。

「リストのインデックスが範囲を超えています (0)」と出る

山口さんが詳しい情報を提供して下さりました。Windows2000などで起きるエラーです。症状?と言うと変ですが、以下のようなエラーが見られます(ダイアログ)。

  • 現象 : ファイルオープン時に下記のメッセージが表示されます。
  • タイトル:ez-HTML
  • マーク:Error (赤丸 ×マーク)
  • メッセージ:リストのインデックスが範囲を超えています (0)
  • ボタン:[OK]のみ

上記環境に共通している事項が、「Windows2000の機能で圧縮を有効にし、圧縮している」との事でした。

非圧縮のドライブにフォルダを移動し確認しましたところ、オープンすることが出来ました。 また、別のWindowsNetwork共有フォルダにez-HTMLを置き、確認しましたところ、オープンすることが出来ました。 現在のところ、Windows2000のドライブ圧縮機能しか確認しておりませんが、WindowsXPでも同様の現象が発生するかもしれません。 しばらく研究して行く方針で行こうと思います。何か情報を御存知の方はメールでお知らせ、よろしくお願い致します。

ファイルを暗号化したり、ファイル圧縮を使うとこのエラーが出る事が分かりましたので、暗号化を解除してください。

プログレッシブJPEGが使えない!?

プログレッシブjpegを扱おうとすると、編集中に文字をクリックしただけで、 対応していない旨のメッセージが出たり、img要素などを挿入できない、 など作業効率が著しく低下する事があります。

これは、「Susie Plug-In」の「ifjpeg.spi」が古いバージョンのために起きる現象ですので、 最新版に更新すれば動作可能になります。

「HsTIFF6.dllが見つからなかったため…」というエラーがでます。

「HsTiff6.dll」なのですが、Susieプラグイン関係の問題で画像形式TIFFのプラグイン関係だと思われます。 こちらからダウンロードして下さい。

FrontPageやHomePage Builderのように編集できないの?

たまにメールなどでも質問が来るのですが、これらは市販ソフトウェアでは一般的かも知れませんが、 それを個人のソフトウェア作家レベルでもできない事はなく、私も当初は予定に入れておりましたが、 只今は掃き出すタグなどを考えて、現在の状態が最もベストだと思っておりますのでご了承下さい。 ワープロ感覚でできるのは確かに魅力的なのですが、 もし、作成するとしたらワードのような基本的な文書構造(見出しやリスト)などを定義して、 デザイン面をスタイルシートで作成するというようなものを作成したいとは思っています。 という事で今は答えさせてください。

起動時にモジュール違反が起きてしまうのですが?

アプリケーション起動時に、 「EAccessViolationがモジュール KERNEL32.DLL の 0001AD71 で発生しました。 モジュール 'KERNEL32.DLL' のアドレス BFF8AD71 でアドレス 008DEDD8 に対する 書き込み違反がおきました。」のようなエラーが出る場合には、 「ダイヤルアップネットワーク」がインストールされていないために生じるエラーです。 当ソフトではバージョンアップ情報やオフライン確認などにこのDLLを利用しているためにそのようなエラーが出てしまう事がありますので、 インストールしてみて下さい。またいちいちダウンロードする必要はありません。こちらを参考にして見てください。

Another HTML-lintで固まる

お使いのOSによってはAnother HTML-lintとの連携がうまくいかない場合があります。 原因としては「Active Perl」や「jcode.pl」のインストールがうまく行っていない場合が考えられますが、 コマンドプロンプト(DOS窓上)ではうまく動いているのに、連携すると何故かフリーズしたようになってしまう原因の対策としては以下を行って下さい。

以下、掲示板での発言の引用です。

一度HTML文法検証を行うと、ez-HTML のフォルダ内の data フォルダに lint.PIF というファイルができます。PIFファイルはDOS窓の設定ファイルで、lint.bat が実行されたために自動的に作成されているようです。 このファイルのプロパティで、プログラム・タブの「プログラム終了時にウィンドウを閉じる」に印をつけると、自動でDOSプロンプトが終了するようになりますので、強制終了させなくてもちゃんと結果が表示されるようになります。

Windows9x系の型なのが該当するようですのでこのような対策を行って下さい。

GIFなどの画像読み込みに時間がかかるのですが…

ソフトウェアダウンロードページで紹介しているSusie Plug-inなのですが、 Unisys社のライセンスであるLZW圧縮法を用いない方法を使っています。 以前公開されていたSusie GIF Plug-inをお持ちの方かこちらを使うと読み込みの高速化が期待できます。 昔の雑誌などには付録として付いていたようで現在では配布中止になっていますが、 回りの誰かが持っているなどの方は使ってみてはいかがでしょうか。

画像読み込み時にフリーズしてしまいます。

GIF画像を読み込む時にフリーズしたような感じになる事があります。 これはしばらく待ってみると、表示されると思いますが、主に横長の背景画像などを 読み込んだ時に発生します。 このような場合には上記でも紹介している「Susie GIF Plug-in」を使ってみて下さい。

HTML-lintでの文法検証結果が文字化けしてしまいますが?

HTML-lintで文法検証を行った時には結果が半角カタカナで文字化けしてしまっているとの報告を何件か受けました。 これは、HTML-lintのページでダウンロードする際に注意して下さい。 パッケージによって、Perlスクリプトの文字コード系が異なります。*.zip が EUC/LF、*.lzh が SJIS/CRLF です。と書いてありますので、 Windowsで利用するのであれば「*.lzh」のものをダウンロードしてみて下さい。

"Internet Explorer"のソース表示にez-HTMLを使いたい

IEのプログラムのHTMLエディタにez-htmlを追加する方法が公開されていなかったので掲載しておきます。 IEのプログラムのHTMLエディタにez-htmlを追加するには、 「ツール」→「フォルダオプション」→「ファイルタイプ」で 拡張子htmlの詳細設定を行います。 「アクションを実行するアプリケーション 」にて、

"D:\Program Files\ezHTML664\ezhtml.exe" "%1"

のように指定して見て下さい。

入力支援が遅いのですが?

入力支援が遅いと感じる方はおそらく入力支援時のHTML文法を「Internet Explorer 5.5」にしているのではないでしょうか? Microsoft社独自の要素や属性が多く存在するために起こります。 また、親要素を判定して候補支援を出しているために判定を行います。 その際に多くの候補があると解析に時間がかかってしまいます。

親要素を解析してその中で許された要素のみを候補として 出力するための解析時間は必然的に必要となります。 HTMLの要素などの知識がまだ曖昧で、 候補までの時間を崩して文法ミスの可能性を含んだHTMLを記述するというのと、 候補までの解析時間を含めて文法的に正しいHTMLを記述するというのは個人の好きずきですが、 完全に知識があるから早い方がいい、またはHTMLなど適当・曖昧でも構わない…という方は、 メニューの「カスタム」→「HTMLの文法と仕様」→「HTMLの文法の設定」で「そのタグ内で文法的に許された…」というチェックを切れば早くなりますが、 すべての要素が常に支援時に出てきます。 しかし正規のHTMLではない「Internet Explorer 5.5」などを選択した場合には 要素が多いためそれでも時間が他のに比べるとかかるかも知れません。

頻繁なアップデートがあった時の差分ファイルを提供して欲しいです。

良く聞かれるので掲載しました。開発する環境上それは難しいと言えます。 パッチファイルのような感覚でするのに慣れている方がおそらく質問するのだと思いますが、 dllのようにしてそれを更新すれば良いのかも知れませんが、私は実行ファイルひとつだけというシンプルさが好きなのでこの手法を取っています。

それに実行ファイルが大きいとの事ですが、Visual Basicのようなランタイムがあるものは実行ファイルは小さくて済みますが、 私の開発環境はDelphiというものを使っており、ランタイム的なものもすべて包括しているために実行ファイルが大きくなっています。 これでも元は3MBある実行ファイルです。EXEのスリム化技術によって1MB弱まで抑えられています。

アクセラレータキーが効いてくれません。

アクセラレータキーとはメニューへ「Alt+特定キー」でアクセスできるものを言います。 ひとつ以上ファイルを開いていると効かないと言った現象が起こる場合には、 例えばメニューの「ファイル」にキーボードでアクセスしたい時には「Alt」キーと「F」キーを同時押しではなく、 「Alt」キーを押して、一度離してから「F」キーを押してみてください。

ツールバーはヒントチップなどが文字化けしてしまいました!

掲示板No.3524の「ヒントの文字化け」のやりとりの抜粋です(たまろう様の記事)。

いつも利用させてもらっています。 v6.76にバージョンアップしたところ、 ツールバーやタブメニューでポイントすると出てくるヒント表示、 その日本語部分が全て文字化けで表示されるようになってしまいました。 OS(winxp)で、言語の設定などをいじったのが原因でしょうか? 他のソフトウェアでは化けて表示されません。 どなたか分かる方いらっしゃいましたら教えて下さい。

以下は最終結論になります。

えー、しばらく色々検索したり頑張ってみた結果、 フォント周りの問題だと言うことが判明しました。 英語キーボードを追加したときに、 デザイン設定内のフォントがMS UI gothicだったのですが、 その辺がどうもおかしかったらしく、 設定し直したら(MS Pゴシックに変更)、 文字化けが直りました。 どうもお騒がせしました。 直って良かったです。。

私は文字化けの原因が良くつかめなかったのですが、 同じような現象が起こった方は参考なさって下さい。

"URL"なのにどう見ても"URI"なので修正してください…

これは正しいです。詳しくは色々とインターネットで検索をかけてみて下さい。

UTF-8Nには対応していないのですか?

「UTF-8N」には対応しています。一般的にUTF-8ではBOMと呼ばれる文書の先頭3バイトに「UTF-8」を示すための目印が埋め込まれていますが、 「UTF-8N」は埋め込まれていません。そのため、「UTF-8」の判別とは違い、文書の中に使われている文字から判断しなくてはなりません。 そのため、すべての文書に対して毎回処理する事は全く「UTF-8N」を使わない人にとっては負荷をかけるだけなので、 オプションで切り替えられるようにしてあります。

「UTF-8N」文書を取り込み+判別するためには「詳細設定」の左メニュー「ファイルシステム」→「標準設定」にて、「その他のシステム設定」の所の、 「UTF-8Nの可能性を考慮する」にチェックを入れてください。

ATOK2011利用時に、エディタ上でカーソルが消えてしまいます。

ATOK2011利用時に、エディタ上で漢字モードにするとカーソルが消える可能性があります(Windows7で確認)。 どうやら調べるとATOK側のバグのようです。他エディタでも同じ現象が確認された模様です。 以下に従って対策してください。

  1. コントロールパネル 〜 地域と言語 → キーボードと言語 → キーボードの変更 を開きます。
  2. 「ATOK 2011」を選択 → 「プロパティ」を選択
  3. 「入力・変換」タブの「表示」を選択 → 「カーソル位置に入力モードを表示」で「しない」を選択

これでも治らない方は以下をお試しください。

  1. 言語バーの メニューから、「プロパティ(環境設定)を選択します。
  2. 「入力・変換」タブにて、「表示」選択します。
  3. 「ATOKの状態を言語バーで表示する」をオフにします
  4. 「OK」をクリックしてATOK プロパティを終了します(再起動が必要)

今後シェアウェア化を考えていますか?

"ez-HTML"は終始寄与歓迎のフリーウェアとして考えています。 シェアウェア化する事はありません。 しかし、現在では莫大な時間と開発費を補償するためにリンクウェアとしています。 みなさまの良心、ご協力が当ソフトウェアの発達に直接つながります。

機能が多すぎるので使いにくいです…

良くメールとか受けます。 客観的に考えてもらえれば非常に良く分かる事なのですが、 機能を少なくする事も勿論可能です。その分、軽量化になり、デザインもシンプルになります。 しかし、機能は少なくなってしまいます。これはトレードオフの関係にあるのは仕方ない事です。 上級者の方は、できるだけキーボードひとつ動作するようなシンプルなエディタを求めます。 しかし、一般的には初心者の方もいますし、中級者の方が圧倒的に多い訳です。 従って、機能をある程度もたせた形になっています。Microsoft Wordがその極端な例だと思います。 万人ユーザへ対応しようとするとどうしてもあのような形になってしまうのは致し方ない事だと私は考えています。